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技術部

自分で気付けた瞬間に、
成長を実感しています。

2023年入社

普段はどのようなお仕事をされているのですか?

 当社では、杭の製造と施工、設計支援の3本柱があるのですが、私は主に杭の施工で用いられる工法の開発に携わっています。工法とは杭を地中に埋める方法なのですが、地盤条件によって複数の工法から最適なものを選び施工します。開発とはどのように杭を埋めるかを考え、現場での実験をし、安全性を確認していくという流れで進みます。

 少し専門的な話になりますが工法の開発では、杭の強さ、どのくらいの規模の建物を支えられるかを考え、計算していきます。地盤や杭の形状といった様々な条件を用いて検討した後、実際に実験することで安全性を確かなものにしています。
 また、工法の開発と同時に杭の開発も行います。部署内には8人のメンバーがいて、それぞれ工法や杭の開発を担当していますが、私は主に工法に携わることが多いです。それでもお互いに協力し合って、どちらの分野にも関わることがあります。

どのようなところにやりがいを感じますか?
また将来の目標を教えてください。

 最初は分からないことが多くて上司に何度も質問してしまうこともありますが、ある時「この前、教えてもらったことだ」と自分で気付けるようになった瞬間に成長を実感することができて、面白いと感じます。
 また、工法の開発をするとなると、私の部署だけでなく工事部など他の部署、さらには工法の試験をしてくれる会社の方々と一緒に計画や打ち合わせを重ねます。こうした工法試験は非常にコストがかかるため、失敗が許されないプレッシャーがあります。特に杭は土の中に埋め込むものなので、どんなに事前に準備していても、試験がうまくいくかどうかは不安がつきまといます。それでも、試験が無事成功したときには、本当にほっとしますし、大きな達成感を得られます。そういう瞬間にやりがいを感じますね。

 今は上司が基本となる計画を立て、私はその計画に基づいて計算や実験を行うことが多いですが、いずれは自分でゼロから工法を考え、主導できるようになりたいと思っています。工法開発というものはとても奥が深く、土を掘る方法一つとっても様々ですし、発想力も必要です。私も上司のように、技術的な知識と経験を活かして「この工法ならいける!」と自信を持って開発を進められるようになりたいと思っています。

MESSAGE

就職活動では、初めて経験することがいくつかあると思いますが、社会人になってからも初めてのことが多くあります。
慣れない事は勿論、苦手意識を抱くようなことも経験すると思いますが、硬くならず広い視野で挑戦することが大事かと思います。

DAILY SCHEDULE ある1日のスケジュール

  • 9:00

    出社

    まずはメールチェックし、本日実施する業務の整理。

  • 10:00

    施工試験打ち合わせ

    新工法開発に向けて、施工スケジュールと使用機材等の打ち合わせ。

  • 12:00

    昼休み

    事務所近辺にお店がたくさんあるので、同僚と外に食べに行くことが多いです。

  • 13:00

    図面作成

    現場で使用する機械はとても大きい分類になります。
    施工試験を安全かつスムーズに行うため、杭の施工箇所や機械の配置図をCADを用いて作成します。

  • 15:00

    施工試験準備

    施工試験で実際に使用するセメントなどの材料を計算し計画します。

  • 17:45

    退社

技術部 主任

COMMENT 先輩からのコメント

探求心”がいいね!

技術部は専門性が非常に高く、覚えることがとても多い部署です。
彼は入社2年目で技術部配属となり間もないですが、仕事上でわからないことは積極的に先輩社員に聞くことや、自分で納得がいくまで調べたりすることで疑問点をきちんと消化し、日々成長していると感じます。

これからもその姿勢を持ち続け、なんでも任せられる頼もしい後輩になってくれることを期待しています。

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